4月初めに着手したメインマストの修理は、材木の乾燥等に時間を要したため、16日現在、写真のようにマスト腐食部への材木充填が終わった段階にあります。完了までには、更に2回の材木貼り付け、マスト形状への整形を経て、仕上げのニス塗装(10回)が必要です。
今後の作業進捗も天候次第であり、マスト設置後のクルー訓練・テスト航行実施は5月連休明けになると想定されます。
高度な職人技による確実な修理を終えた木製マストが完成すれば、帆船やまゆり号は本来の力強く優美な姿を取り戻し、皆さまを安心してお迎えすることができます。
その日を楽しみに、乗船イベントのご案内まで、どうか今しばらくお待ちください。