帆船やまゆり保存会会員の皆様に2024年新年のご挨拶を申し上げます。 

今年は通年の「あけましてお目出とうございます」という言葉が憚れる大事件の幕開けとなりました。暮れから政界を揺るがす『裏金問題』が続き、元旦早々からは能登震災、羽田の航空機衝突事故と惨憺たる被害や過酷な避難状況がTV画面にあふれ、悲惨な状況は今も続いています。 

昨年やまゆり保存会は3年ぶりにコロナ禍を乗り越え、経年劣化による故障も自力で乗り越え、体験セーリングなど基本的活動を再開、会員の皆様のご協力と運航チームの奮闘により、減が続いた会員数も増に転じました。 

今年62歳となるやまゆりの『動態保存』は決して盤石の安心感を持てるものではありませんが、今年も会員の力を結集して乗り越えることが求められます。まずは2月5日からの定期整備で船底・マスト・索具のメンテナンスをしっかりやり遂げて、やがて迎える春からの活動を展開したいと思います。 

昨年にも増した会員の結集とご協力を切にお願い申し上げます。 

 

2024年新春 

NPO法人帆船やまゆり保存会理事会