2024-11-03(日) やまゆり体験セーリングご報告 :
当日予定の1、2航海目は強風予報や申込み員数の都合中止となり、
3航海目(予定 1330/1430時)と4航海目(予定 1500/1600時)が実施となりました。
運航時の気象・海象 : 晴れ、北東、東北東の風 3〜6m、風浪 0.5m NE 3sec、ウネリ 0.2m SE 4sec、海流・潮流 微弱、気圧 1019/1021hPa、気温 20度、海水温 23度、湿度 56%、視程 26/36km、月齢 1.6 (中潮)、干潮/満潮 1116・2359/0620・1653時、日の出/日の入り 0609/1644 時
海上は波・ウネリ低く、風も上がらず概ね穏やか。
◉ 3航海目 (予定 1330/1430時) 乗船者 : 大人 11人、小人 5人、 計 16人、全て非会員
江の島出港 : 1337時
1348時江の島港口を出て小動岬沖で先ずミズンをホイスト、1350時ジブ50%縮帆して上げ SE方向に帆走開始。
暫く南下するも風向き安定せず、1405時沖合でタック、方向転換し江の島目掛けてゆっくり帆走し、江の島裏に近づき景観をご披露。
1412時江の島裏で針路修正し、乗船のお子さんに短時間操舵の体験をしてもらう。
1417時江の島裏でタック後、機帆走とし1420時ジブ取り込み、1427時白防波堤灯台近傍でミズン下ろし港に向かって機走する。
1435時江の島帰港・着桟。
◉ 4航海目 (予定 1500/1600時) 乗船者 : 大人 9人、 小人 3人、 計 12人 全て非会員
1510時由比ヶ浜沖でミズンと当初風が強まることを予測し60%リーフのジブを上げるが、1514時風予報・予測程上がらずジブをフルに展帆し南東方向に暫く帆走する。
1530時タック、江の島裏に向け方向転換。
1533時ヘルムスをクルーに交代。
1540時ジブ下ろして機帆走とし、江の島裏に最接近、景観観覧。
1552時江の島裏沖で回頭、帰港準備。
1553時ジブ下ろし、帰途につく。
1610時江の島帰港・着桟。
2024-11-04(月) やまゆり例会ご報告 : 寄港地 : 三崎漁港
例会乗船者 : 大人 17人、 小人 1人 計 18人
運航時の気象・海象 : 晴れ、朝の内一時弱い北寄りの風、以降南寄りの風次第に強まる、2〜9m、復航時10mを超えるガスト数回遭遇。
風浪 0.1/0.6m S 1.0/0.6sec、ウネリ 0.2/0.1m SE/S 6/7sec、海流 0.5/0.3kt W、潮流 微弱、気圧 1021/1017hPa、視程 24/36km、気温 19/21度、海水温 23度、湿度 76/57%、月齢 2.6 (中潮)、干潮 0010・1220時、満潮 0713・1713時、日の出 0610時、日の入り1643時
◉ 往航
江の島出港 : 0907時
暫く機走で沖出しし、0915時小動岬沖でミズンとジブを上げ、コックピットの磁気コンパスで150度 (船長指示による)に向けるが、風弱く機帆走とする。
0930時ヘルムス交代する。
0952時ヘルムス乗船者に交代、以後複数回交代し、操舵体験をして戴く。
秋谷沖合に至るころ0.2m程の南東 6secのウネリを受けるようになる。
1033時亀城礁灯標左舷正横。1050時ヘルムス交代し、1102時三崎漁港港外で全てのセールを下ろし、港内にアプローチ。うらりのプレジャーボート・ビジター岸壁は空きが無かったが、幸い直ぐ隣のマグロ船岸壁に係留することができた。
係留、made fast 1120時。
◉ 昼食
三崎漁港出港を1330時とし、昼食の為ほぼ全ての例会乗船者が上陸、多くのクルーも買い弁で船上での昼食となりました。
乗り合せたKさん、I船長の奥様、ご友人から昼食時あれこれ差し入れを戴きました。有難うございます。殺風景になりがちな船上弁当食の座に食の色添えが加わり、ハッピーな気分に!ご馳走様でした。
◉ 復航
全員時間内に帰船し、1325時舫解䌫、三崎漁港岸壁を離れる。
マグロ船岸壁の裏側で離岸準備中のYUK I KAZEに互いに手を振り挨拶。
1335/1337時港外でミズン、縮帆したジブを上げ江の島に向け帆走開始。風は予報通り上がってきて南寄り6m程。
港をでて暫くするとJib & Jiggerの やまゆりをYUK IKAZ Eがフルセールで追いかけてくるかたちとなり、1400時ジブを一旦下ろしメインをホイストすることに!
1453時ジブ下ろし機帆走となるまで、南寄りの風は6m弱から9mほど強弱入り乱れて吹き、ガスト(ブロー)も数回有りヘルムスは強烈なウェザーヘルムへのカウンター・ステアで図らずもの筋力・体力勝負を強いられる!お疲れ様でした。
最大船速9.1ノット。その後南寄りの風は幾分東にふれ始め、江の島が近づいて来る頃には左舷クォーター・リーとなった。
その後機帆走で定置網の陸側エンドをかわすコースを選び、江の島港口奥まで航進して全てのセールを下ろす。
1535時江の島帰港・着桟。
2024-11-10(日) やまゆり体験セーリングご報告 :
今期最後の体験セーリングを都合3航海行いました。
午後の2航海は同一乗船者の希望で、2航海をまとめて継続、無帰港として実施。
◉ 運航時の気象・海象 : 曇り、霧雨・小雨、北北東の風 4〜7m、風浪 0.4m N 3sec、ウネリ 0.1m S 8sec、海流 0.1kt N、潮流 微弱、気温 13/15度、海水温 22度、気圧1025/1023hPa、視程 16/31km、月齢 8.6 (長潮)、干潮 0609・1959時、満潮 1329時、日の出 0616時、日の入り 1638時
比較的安定した北寄りの風に恵まれ航走海面は波、ウネリ小さく穏やか。
但し2航海目は霧雨、小雨に悩まされることに。名うての雨男乗船の為かと揶揄される一幕あり。
◉ 1航海目 (予定 1000/1100時) 乗船者 : 大人 x 7人
江の島出港 : 1003時
曇天下港口でメインセールホイスト、1012時小動岬沖で80%展帆のジブ上げ東海面向け帆走始める。
1020時七里ヶ浜沖でタック・回頭、西に針路向ける。
1025時前方のディンギー群避航に備え機関起動し、機帆走とする。
江の島裏沖に到達し、暫し景観観望後、1034時ジブ下ろし、1036時回頭反転帰途に就く。
1047時江の島防波堤沖航過、1048時防波堤白灯台を回り込み、1056時江の島帰港、着桟。
◉ 2航海目 (予定 1130/1230時) 乗船者 : 大人 7人
江の島出港 : 1127時
1135時小動岬沖でメイン上げ、東海面に沖出ししながら1138時ジブをフルで上げる。
無慈悲な小雨がパラつき始め、1139時機関停止、帆走態勢に入る。
七里ヶ浜沖で、風希望通り上がらず船速落ちて来たので機帆走に。
1153時稲村ヶ崎沖でタック、方向転換し江の島裏沖を目指す。機帆走継続。
1210時江の島防波堤沖右舷正横。
1212時ジブ下ろし、1214時江の島裏沖で反転、帰港準備。
1222時メインセール下ろし、1227時江の島帰港、着桟。
気温も下がる中、乗船の皆様には持参の簡易な雨対策用具で忍んで戴く。
クルーもレインウェアで対応しましたが、霧雨・弱い小雨となりちょっとお気の毒なセーリングとなりました。
◉ 3航海目 (予定 1330/1530時) 乗船者 : 大人 x 10人、 小人 1人、 計 11人
江の島出港 : 1330時
1338時港口でメイン上げ、引き続き1340時小動岬沖でジブを上げる。
午後からは帆走に都合良い安定した北寄りの風5〜7mが吹き始め、葉山、芝崎方向目指して快調に帆走開始。
1350時ヘルムス交代し、1355時稲村ヶ崎左舷正横。
1410時ヘルムス交代し、前後してミズンホイストしフルセールとする。
近くのディンギー群を避航するため短時間機帆走することに。
ヘルムスは頻繁に代わり、芝崎沖でタック回頭、反転、江の島方向の海面へ暫く安定して7ノット超えで快走。
北寄り一辺倒の風の下、アビームで走るやまゆりは大分沖合に圧流されました。
気が付けば往きは大型定置網の陸側エンドから充分離れて航過したものの、復路は定置網の中央部に接近することに。
急遽二度タック、反転繰り返し態勢を整えて定置網沖側エンドをベアしてかわす。1450時定置沖側エンドをクリア。
その後前航海同様、江の島裏観望して1515時方向転換し、帰港態勢に入る。
1520時ジブ、1522時メイン、1523時ミズンを取り込み、1536時江の島帰港、着桟。
今期最後の体験セーリング参加クルーの皆さん、大変お疲れ様でした。
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理事長より
「半年超に及ぶ2024やまゆり体験セーリングは、乗員乗客に怪我無く船体損傷などトラブルも無く予定の日程を終了する事が出来ました。一重に運航に関わる全ての皆様のおかげさまです。休憩棟を中心に地上の受付周り誘致媒体の設置から撤収までご尽力頂いた皆様にも御礼申し上げます。ありがとうございました。」
今期の乗船イベントは、16日(土)と23日(土)の例会を残すのみとなりました。
Webページ「イベント参加予約受付」カレンダーに残席が赤字で表示されております。
ご予約はお早めに!